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お侍様や日々の事をポツポツと。

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最近の悩み事。

最近ひとつ悩みがありまして…
何だか最近シチカンと同じくらいシチイブが書きたくて仕方ないんですが。
でもメモとかにちらっと書くとなかなか話が成り立たなくて自己満足なものになってしまうのでどうしようかなと(ただでさえ自己満足なブログなのに)

とりあえず需要と供給が得られれば良いのですが。
誰かシチイブ大量生産しませんかね(それを人は他人任せと言う…)
イブキっていうとキュウかハチになるのが王道のようで…まぁ、シチさんにはユキノさんが居ますし。おっさまが居ますし(ここ重要)シチカン書くときは別にイブキ気にならないんですが(本編出てないんだから当たり前だ)
でもシチイブ書こうとするとおっさまの存在がたまに気になるのです。イブキにとっておっさまはお父さんだから(ゴロさんと同列です。私的に)
じゃあ…シチはお母さんなのでしょうかね??

疑問ばかり深まっていくんですが。
誰かアドバイスをギブミーっっっ!!!


今回はシチカンのほのぼのを。
両想い後の話ですv

   ↓↓


































 * * * * * * * * * *






















 別にね、良いんですよ?
 貴方が帰られた途端急ぎの書類が入ったとか。
 何度通信機を鳴らしても貴方は出なかったとか。
 仕事を終えて部屋を覗いてみたらすやすやお眠りになっていらっしゃった事とか。

 全然、怒ってないんですよ?



 《 寝坊 》












「……」

 心の中で何度もそう呟きながら、シチロージはこめかみを指先で押さえ溜息をついた。
 長い激務が終わり、先に休んでくださいと言って部屋に帰したのは自分である。
 自分であるが、こうも目の前で安眠を貪られると無性に悔しいような悲しいような…。

「…風呂入ろ」

 苛々を押し隠すように一人呟いて浴室へ向かう。
 熱い湯を浴びよう。
 明日は二人揃っての久々の非番だし、ゆっくり眠っていられる。
 別に先に眠られたからと言ってどうという事もないのだ。




  ******




 湯を浴びている間に冷静になってきたようで、シチロージは水気を帯びた髪をグシャグシャとタオルで掻き撫で、ふぅっと一息ついた。
 寝台を見れば、やはり眠り続けているカンベエの姿に苦笑する余裕も出てきたようである。

「…疲れてらっしゃるなぁ」

 呟く。
 色濃く疲れを残す寝顔を見て、それから眉間に刻まれた皺に苦笑した。
 眠っている時でも、疲れていれば気難しい顔のまま。
 褥を共にしているシチロージにしても安らかな寝顔など数えられる程度しか目にしていない。

「さて、私も寝させて頂きますかね」

 カンベエの背をそっと押すと、意味を成さない声が漏れて寝返りを打つ。
 仰向けになった途端に薄らと開いた唇や胸元の襟から覗く鎖骨に、ふと悪戯心が湧いた。

「……」

 カンベエの身体を挟んだ奥の方へ左腕を伸ばし敷布に手をつけばキシリと音をたてる。
 空いた右手をカンベエの頬に当てれば、流石に眠っていると言えど侍。
 睫毛が数回震え、僅かに灰褐色の瞳が晒された。

「…カンベエ様…?」

 起こしてしまったかと苦笑しつつ声をかける。
 けれどカンベエの瞳はどこか霞がかかっていて、焦点がいまいち合わない。
 どうやらまだ完全な覚醒には至っていないようだ。

「すみません。起こしちゃいましたね」
「……」
「眠ってて良いんですよ」
「……ん」

 小さく答える声が返ってきて、微笑を零す。

「…チ…」
「は、いっ…?!」

 カンベエの腕が僅かに動いたかと思った瞬間、グイッと後ろから前へ強く引かれた。
 何かと思う間もなく触れたのは柔らかい感触。

「…ご苦労、だ…ったな」
「……い、ぇ」

 突拍子の無い事をしてくれる。
 労いの意味の口付けか、言葉を聞いて苦笑を浮かべた。
 全く、貴方って人は。

「髪は…ちゃんと、拭いて…寝るのだ…ぞ」
「はい」
「明日は、ゆっくり…」
「はいはい」

 ぼやっとした声色からして寝ぼけているのだろう。
 苦笑しながらも頷けば流されていることをなんとなく察したのだろうか、僅かに開いていた瞳がむぅっと細められた。今にも閉じてしまいそうなそんな目つきでは、凄まれようとも大した威力は無い。

「解っておりますから。お眠りください」
「……明日、は」
「ゆっくり。過ごしましょう」
「……」
「……カンベエ様?」
「……」

 どうやら眠ったようである。
 無造作に散らかされた毛布をかけてやると、僅かに動いて居心地の良い場所を見つけられたようだ。
 まるで猫のようだと笑い、シチロージは明日こそ悪戯を実行してやろうと思い寝台に寝そべった。








 明日は二人揃ってゆっくりできる日なのだから。

 それ位は、許されるだろう。

















******************************************************************
裏ものが書きたかったんです(いきなりぶっちゃけますが)
でも途中から思い直し、安眠してるおっさまを起こして事に及べるほどうちのシチはまだそんなに強くないので;;
仕方なく、ほのぼの。
翌日どうなるかは解りませんがね(笑)

今日のお侍様を考えてたら裏を書きたくなりました。
すごい魔力だわ。流石おっさマジック(?)
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COMMENT
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 管理人のみ閲覧
 
  • そろそろかな、と。
  • from: 布佐仙
こんばんわ、k2様v
正直そろそろ裏書きたいなぁと思っている布佐です。
ですがサーバー消去されたらどうしようかな、なんてチキンな事を考えてなかなか踏み切れず。
おっさまの習慣みたいなモンですかね(ちゅーは)
おそらくシチが仕込んでいたのではないのかしらと考えると一人で萌えてます(笑)
徐々に色気を出し、最終的に裏を書ければな、というのが目下の目標です(苦笑)
オ、オアシスだなんて…照れますなぁ(赤面)
嬉しいです。これからも頑張ります。

それでは!
  • たまにはほのぼの
  • from: k2 です
か、可愛い…、と悶えてました。正直申し上げると、「裏」も読みたいんですが(笑)
たまにはいいですよね?こんな風にほのぼのしてる2人も。すごく優しい気持ちになれます。
寝ぼけてても、シチにキスしてくれるおっ様が好きです!もう本当に、いつも心待ちにしてます。優しくてあったかい、けど漂う色っぽさ。大好きです!
私の日常で乾いた心のオアシスなので、更新楽しみにしてます!
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