お侍様や日々の事をポツポツと。
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嘘つき。
すいません、嘘つきました。
昨夜の日記、帰ってきたら続き書きますとか意気込んでたくせに帰ってくるなりパソコン使用禁止命令をされ、泣く泣く断念。
某方からのメールも見れず、今朝慌てて御返事を致しました。
22時以降見に来てくださいました方、本当に申し訳ありません。
明日が待ち遠しいと共に切ない気持ちで一杯です。
もう一回放送しませんかね(しないよなぁ…)
さて、今日は有言実行。
ちゃんと書きました(^-^)
・久々にジュウロウ登場
・ギャグかほのぼのか書いた当人ですら解りません(オイ)
・いろんな意味で、壊れてる……?
* * * * * * * * * *
「カンベエ様がそのような方だとは思っていませんでした!!」
「聞き捨てならぬ。大体お主はいつも…」
「…………」
誰か、この馬鹿共を止めてくれ。
《 犬も食わぬは… 》
戦況が安定している今、平和にも痴話喧嘩なるものを目の前で繰り広げられている現在。
場所を弁えろだとか、もそっと小声で喋れとか、言っても無駄だと思いつつ眉をひそめる。
喧嘩をしているのは島田カンベエとその副官のシチロージ。
どこからどう見ても男同士の二人だが……実は、デキている。
「もう良い。この話は終いだ」
「話はまだ終わっておりません!」
「しつこいのだお主はっ!」
普段は所構わず(しかも無意識で)イチャつかれて困ってはいるが、今は違う意味で困っている。
喧嘩をしているからといって、このバカップルを甘く見てはいけないのだ。
会話をよく聞けば解ることだが。
「月に一度なんて、私を試して居られるのですか!」
「こ、声が大きいっ!ワシはただもう少し回数を減らせと言っただけで…」
「毎日顔を合わせて、我慢なんてできる訳ないでしょ?!」
「する度に気絶させられては身がもたぬっ!」
……これだ。
このような会話がかれこれ…一刻も交わされている。
目の前で、である。
「……(そ~っと…)」
「「ジュウロウ(様)!!」」
「な、何か……?」
「お前はどう思う?」
「カンベエ様は無茶な事言ってますよね?」
「…さぁ、俺にはどうとも言えぬが?(俺に訊くなよ…)」
さりげなくその場を去ろうとすれば、それを咎めるようにタイミングよく話を振られ。
その上、カンベエからは縋るように見つめられるし、シチロージは睨んでくる始末。
一応シチロージよりも地位は上なのだが、今のシチロージには言わぬ方が身の為だろう。
どうでも良いが、先程から通りすがる侍達の視線は気にならないのだろうか。
「私はカンベエ様を好いているだけです。何故我慢などせねばならないのですか?」
「うっ…」
こらこら、そこで答に詰まるな。
好きという気持ちだけで実年齢の差と体力的問題は越えられまい。
屁理屈に丸め込むのは、普段ならカンベエの方が上手なのだが。
事恋愛に関しては若い青年の方がリードしているようである。
「それとも……カンベエ様は、私の事がお嫌いで?」
「それは、そのような事は……無いが…」
意味深長な間を置き、伺うような問いにたじろぐカンベエ。
どうやらシチロージはカンベエの扱いに慣れてきたらしい。
カンベエは恥ずかしさから俯いていて見えないだろうが、シチロージの表情は勝利を確信したのかにっこりと笑っている。
「カンベエ様……」
「…シチロージ…すまぬ。ワシが悪かった」
勝負あり、と言った所か。
これで今のところはシチロージの連勝中だ。
あー…頼むから見つめ合ってはにかむな。
ここは食堂だぞ?もしかしたらこれから急に戦になるかもしれんのだぞ?
ホラ、目が合った侍が早く逃げようと凄い勢いで飯を平らげていくではないか。
痴話喧嘩も仲直りも、誰の迷惑にもならないよう部屋でやってくれ。
「いいえ、私の方こそ…貴方に酷いことを言ってしまって…」
「いや、ワシが悪いのだ」
「違います。私が」
「ワシだ」
「…………」
雲行きが怪しくなってきた。
はにかんでいた口元が再び引き結ばれる。
「私ですってば!」
「だからワシだと言うにっ!!」
また始まった…そう思ったのは自分だけではなかったらしい。
避難しようと席を立つ侍達に混じってそっと二人の傍を離れる。
幸い今度こそ逃げられそうだ。
「……」
振り返り伺えば、言い合いながらもどことなく幸せそうな二人が居る。
(……ふん)
とりあえず、当人達が幸せならば何も言うまい。
「「ジュウロウ(様)!!!」」
…………巻き込まれなければ、の話だが。
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ほのぼのなのかギャグなのか;;
久しぶりにジュウロウ書きました……出来は、結構悪いですが(あ、いつものことかvオイ)
誤字脱字は……無い……ですよね?(訊くな)
お粗末!
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漸くシチの逆襲ですよ(笑)
ジュウロウは本当に気の毒だと書いてて思います(おい)
こんな二人見つけたら即お持ち帰りですよ!
それで目の前で続きをして貰います(笑)
いつもコメントをくださって、本当にありがとうございます。
それではvv