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お侍様や日々の事をポツポツと。

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休日の過ごし方。

大丈夫かと思える程最近時間を持て余してます。
休日の過ごし方とか、あまり有効利用できてる気がしません。
遊びたいのですが、一人でどこか行こうにもいつも一人でどっか行ってるのでネタ切れしてますし。
うーん、どうしようかな、と(ってそんなこと相談されても困りますよね)

とりあえず今日は印刷所をネットで検索してみました。
どこが良いのか、そもそもどういった点で良し悪しを判断すれば良いのかでかなり悩みました。
とりあえず友達に相談してみようと思います。
どこか良いところ知ってらしたら、教えてくださると嬉しいですvv


で、とりあえず最近ネタ切れと豪語している私ですが。
自己満足のネタなら結構スペックあります。
つまり、読んでもあまり楽しくないものってことです(ぁうー)
どうにかして読んでて楽しいものを書きたい…

……ネタの神でも降ってこないかな;;

今回の続きを読むのほうはホントに自己満足です。カンベエ様出てないし。
それでもよければ、どうぞ。






 * * * * * * * * * *

































 泣かせてやるのが情ならば

 泣かせてやらぬもまた情よ






《 可愛い子には旅をさせろ 》















 いつになく順調な進軍が、実は敵の陽動作戦である事に気づいたのは横っ腹から襲撃を受ける直前だった。堰を切るようにどこからか湧き上がってきた敵兵の勢いは凄まじく、損害はいかほどかも解らぬ程である。

「……シチロージか。相も変わらず、カンベエと似たような事をする」
「はっ……」

 足音すら聞こえなかった筈が、親しんだ気配を察したのだろう。
 男は怪しむ風もなく侍の名を呟いた。
 侍はまだ青年であり、未だ幼い愛らしさを見せている。
 だが、今は常の飄々とした体は無く、白い肌は奇妙に青白い。

「……大丈夫か。顔色が悪い」
「……」
「休んで居らぬのだろう」
「…私だけ、休むのは…」
「奴も休んで居る…まぁ、薬で無理に寝付かせただけだがな」

 笑って、男は向かいにある部屋を顎で示した。

「あと半刻もすれば、目を覚ます。ついててやれ」

 どうせ休む気は無いのだろう、と揶揄するような言葉に青年は眉をひそめた。

「…ジュウロウ様は」
「俺は援軍としてすぐに発つ……それに、しみったれた雰囲気も好かぬでな」

 たくさんの者が死んでいった。
 親しかった同胞。部下。仕える主を失わなかっただけ、まだ希望はあると思うべきか。
 しかし、最も被害を得たのは今部屋で眠りについている男の部隊だ。
 負け戦の負け軍師。殿は良い顔をしないが、捨て駒として扱われるのもざらではない。
 上層部のほとんどが島田カンベエという男を疎んでいる。それ故の、結果と言ってしまうにはあまりにも残酷な仕打ちではないか。

「お主の前でなら、あれも泣くだろう。毒抜きはお主に任せる」
「……ジュウロウ様は、カンベエ様が大事ではないのですか」
「……」

 あぁ、そうか。と男は一人笑った。
 まだ若いこの青年では解らないかもしれない、この想い。

「…大事であるからと言って、泣かせるだけが情けと思わぬ」
「…?」
「泣けば、気が緩む。気が緩めば、それは戦の最中命を落とすことに成り兼ねん」
「では…」
「今はよいのだ。あれは今戦場に立っておらぬ…だが、どうにも俺は融通が利かぬでな」

 一度甘くすれば、以後はずっとそうしなければならない。
 それではいけないのだ。

「俺ができるのは戦場にてあれの往く道を切り開くのみ…それと叱りつける位だ」

 差し詰め、己が鞭でお前が飴。
 笑う男を見る青年は思案げに目を細めた。

「……よく、解りませんが……解ったことにします」
「お主はあれと違って頭が柔らかい。その調子で、あれを盛大に甘やかせ」

 暫くは書類整理も我慢してやるから、とジュウロウは静かに笑って席を立った。




 お前が壁に阻まれ道を進めぬと言うのなら
 お前がその壁を越えてくるまで待ってやる

 それが俺の、お前への情と言うものなのだ
















*******************************************************************
…微妙に不完全燃焼。
最近ジュウロウが可哀相なのとエールを頂いたのとで珍しくかっこいいのを書きたかったのですが。うーん…。
あれです、獅子は子供を崖からつきおとすとか、転んだ子供が起き上がってくるのを待つとか。そんな感じなんです、ジュウロウのおっさまへの感情って。
勿論大事なんですが、大事にするだけが愛情じゃないってのを知ってるんですね(シチより大人ですから(笑))

お粗末!
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