お侍様や日々の事をポツポツと。
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語ってみたり。
お久しぶりです。
何だか最近失踪しがちな布佐です。
お侍様観ました(突然)
今回何だかカンベエ様が綺麗な所が多々あって嬉しかったです。
御天主に近づいたときのカプセルごしのカンベエ様が好きです(マニアな所ですね;;)
かっつんとキクちゃんはもう何といえば良いのか。
未熟な所が好きだけど、突っ走り過ぎられるのも嫌だなぁなんて思いつつ。
キララちゃん達もついていっちゃうし。
行かなきゃ良いのになぁ…というか、かっつんは絶対村の再建は侍の仕事じゃないて思ってるんじゃないですか。
面倒は最後まで見るもんだと思いますが。戦うだけが侍ですか、と。
かっつんの侍に対する理想って綺麗事すぎて嫌です。世の中の汚いところを見てこなかった感じで、お前幸せに育ったんだなぁと(ひがみ根性かっ)
さて、ひがみはここまでにしておきまして。
なんと、キリリクを頂いてしまいました(イエー☆)
…九月の、九日に。一週間以上経ってますね、はい。
申し訳ございません(土下座)
3333です。ぞろ目。ロロノア・ゾロ(違う。ジャンル違う)
リク内容は後書きにて。ただ下記に注意事項をば。
・ジュウロウが出てます
・ジュウロウ目線で話が進んでます
・カンベエ様はかなりの天然です
・シチロージがおかしくなりました
こちらを念頭に置いてお読みください。
何だか最近失踪しがちな布佐です。
お侍様観ました(突然)
今回何だかカンベエ様が綺麗な所が多々あって嬉しかったです。
御天主に近づいたときのカプセルごしのカンベエ様が好きです(マニアな所ですね;;)
かっつんとキクちゃんはもう何といえば良いのか。
未熟な所が好きだけど、突っ走り過ぎられるのも嫌だなぁなんて思いつつ。
キララちゃん達もついていっちゃうし。
行かなきゃ良いのになぁ…というか、かっつんは絶対村の再建は侍の仕事じゃないて思ってるんじゃないですか。
面倒は最後まで見るもんだと思いますが。戦うだけが侍ですか、と。
かっつんの侍に対する理想って綺麗事すぎて嫌です。世の中の汚いところを見てこなかった感じで、お前幸せに育ったんだなぁと(ひがみ根性かっ)
さて、ひがみはここまでにしておきまして。
なんと、キリリクを頂いてしまいました(イエー☆)
…九月の、九日に。一週間以上経ってますね、はい。
申し訳ございません(土下座)
3333です。ぞろ目。ロロノア・ゾロ(違う。ジャンル違う)
リク内容は後書きにて。ただ下記に注意事項をば。
・ジュウロウが出てます
・ジュウロウ目線で話が進んでます
・カンベエ様はかなりの天然です
・シチロージがおかしくなりました
こちらを念頭に置いてお読みください。
* * * * * * * * * *
侍の資本は体から。
常に動けるように、戦場で力尽きぬように。
今日も鍛錬場では侍達が武芸に勤しんでいる。
《 天然男は手に負えず 》
戦況が安定している昨今。侍達はどこか浮き足立っているようだった。
緊急厳戒態勢が解かれ、隣国との関係も万事が万事、円く治まっている。
そんな状況の中気が緩むのは致し方が無い事…と苦笑している上層部の人間に呆れたのがつい先刻の事であった。
しかし。
「…部隊総出で稽古とは」
物好きも居るものだと思いつつ、こんな事をして、尚且つ隊員から文句も出なさそうな部隊に心当たりなどひとつしかない。
「隊員に好かれているようだな。カンベエ」
「ジュウロウ。何だ、こちらに帰って居ったのか」
「前線部隊の隊長など、戦が無くば働きようもなかろうて」
「ははっ。それもそうだ」
揶揄する口調で言えば気難しげだった表情が緩む。
その表情に一瞬動きを止めた隊員がどれだけ居るのか、解っていないのだろう。
(…シチロージも苦労して居るな)
苦労性の女房役を思い笑みを零す。
ふと気づけば、その青年はカンベエの傍らに走り寄ってくる所だった。
「カンベエ様。やっぱり皆覇気がありませんよ。これじゃあ敵にすぐやられちまいます」
周囲が動きを止めた原因が解っているのか。
牽制のように親しげに話し掛けている。
副官と言えどやはり若い青年相手ではまだまだ奪えると思っている輩が多い。
上官としては慕われているが恋敵として認識されている青年の心情には本当に同情してしまう。
勿論、笑いながらだが。
「シチロージ。お主にはカンベエしか見えて居らぬのか?」
「え…あ、ジュウロウ様。失礼致しました」
素っ気無い切り返しである。
初対面の時はカンベエとの仲を疑ったり立場を知って驚き慌てたりとなかなかに青くて楽しめたのだが、今ではもう可愛げのない奴になってしまった。
(約束していた写真は反故にしてやろうか)
青年にとっては喉から手が出る程欲しい物を、己が握っている事を思い出し内心ニヤリと笑う。
そんな時、それまで髭を撫でながら何やら思案していたカンベエが不意に顔をあげ隊員達に向け口を開いた。
「ワシに勝った者には、一晩付き合ってやろう」
間
「「「「「「………………は?」」」」」」
「…それでも不服か?」
「「「「「「!!!」」」」」」
意味ありげな顔つきで僅かに首を傾げるカンベエに、青年は勿論の事隊員達が驚愕に顔を歪めた。
「ちょっとカンベエ様、何を仰るんですか!?」
「覇気が無いならば、多少の褒美があればやる気になるかと思うてな」
カンベエ、お前の言うやる気とは違うものがあちらの方から漂ってきているぞ。
目が血走っている奴なども居るではないか。
そっとシチロージを見ると、握り締めた拳が肩ごと震えている。
可哀相に。と額に手をあてた時、青年がキッと目つきを鋭くさせて顔を上げた。
「カンベエ様!!」
「どうした?シチ」
「私が先に隊員の相手をしたいのですが、良いですか?」
……目が据わってて怖いぞ、シチロージ。
しかしそんな事にも気づかないのがカンベエという奴だ。
何を勘違いしたのかにこやかに笑ってなんぞいる。
「そうか、頼む。ワシもこの人数全員というのは流石にちとつらいでな」
ブチッ
「……行って参ります」
努めて笑顔でカンベエにそう言い、振り返った瞬間のシチロージは般若のようだった。
「…カンベエ様と手合わせする前に、俺とひとつやって貰えるか?」
にこにこにこにこ…笑ってはいるがこめかみには青い筋が何本も浮いている。
あぁこりゃ死んだな。と思いカンベエを見ると、
「楽しそうなシチを見るのは久方ぶりだ」
などと見当違いのことを言っていた。
「……カンベエ」
しかし、俺は知っている。カンベエは己の身体なんぞを賭けられる程狡猾ではない。
「一晩とは、どういう意味で言ったのだ?」
「ん?勿論一晩飲みに付き合い、支払いもワシがするという意味だが」
やはり。と脱力するがこいつはそんな事気にも留めない。
「ここまでやる気になるとは、皆普段飲んでおらぬのだな。感心したぞ」
「…………あぁ、そうだな」
このバカ。
そう言いたいのを我慢して、しかしその身に害が及ぶ訳ではないのだと思うと安堵しているのだから俺も大概バカかもしれない。
まぁ、とにもかくにも。
「うぉりゃぁっ!!!」
「わぁぁぁっ!!」
本当に可哀相なのは勘違いしたまま鬼と化した副官に吹っ飛ばされていく隊員達である。
「ところでジュウロウ。良い茶葉が手に入ったのだが、一緒に飲まぬか」
「……あぁ、馳走になろう」
隊員を一人、二人と薙ぎ倒していく青年に殺すなよ、と心中で呟き。
隊員達には心の中で合掌し置いて、俺はカンベエと共に鍛錬場を出た。
おまけ。
「…この茶、美味いな」
「そうだろう。上から直々に賜ったのだ。ワシにだけ、とか訳の解らぬ事を申して居ったが」
「……そうか(一気に不味くなった)」
こいつが周囲から狙われていることに気づくのは何時になるやら。
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3333キリリクを頂きました(パチパチパチパチ)
『天然おっ様が無邪気に周囲に色気を振りまきそれを見て焦るシチロージ』
こんなんで良いのだろうかと思いつつ、ジュウロウさん出演許可もゴリ押しで頂き(最悪やこいつ)
書いてみたらば微妙な事に。細かい設定まで要求しておいてその通りにできていない自分の不甲斐なさが恥ずかしいです。ごめんなさい。
もし良ければ、3333に訪問して下さった三木様に捧げます!!
お気に召さなかった場合、ご一報ください(死ぬ気で書き直します!!)
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うちのシチはカンベエ様以外の事にはカッコヨク。カンベエ様には微妙にヘタレな感じなのです。
そしておっさまは毎度天然(笑)
「約束していた写真」ネタはいつか機会があれば書きますvただジュウロウ君が出ずっぱりなのでイツフタ好きの方には申し訳なくどうにも書きづらいので・・・(苦笑)
次回も頑張りますv
それでは、コメントありがとうございましたvv
気の毒なので、笑っちゃいけないけど、苦労してますねぇ(といいつつ 爆笑)
いつもは飄々としてるカンジなのに、カンベエ様に振り回され。般若のような顔で、額に青筋立てて、隊員を薙ぎ倒すシチに愛を覚えます。
苦笑して見守るジュウロウさんも、大好き!
個人的に「約束していた写真」にも、ものすご~く!!反応しておりますが。き、気になる…
なんて ナイスなリクエストなんでしょう!!
お忙しい、とは思いますが。
また、次回のお話も楽しみにしております。では。