お侍様や日々の事をポツポツと。
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お題はちゃんと続けます。
コンニチワ。単純な布佐仙です(ぇ)
お題を楽しんでくださってる方がいらっしゃったので早速アップしました(え、早速過ぎる?うん。単純だからね☆(何))
忘れ去られていた(というか私が書かなかった)お題ですがちゃんと続きます。続けます……多分。
本当は前からお侍様ノートに認めてはあったのですが、アップする気にならなかったのです。どうしてって?とうとう一線踏み越えようとしちゃったから☆(あはっv)
期待されているような事は極少ですが、愛だけはあります。
どうぞ☆☆
お題の五つ目『今のままで十分可愛い』↓↓
* * * * * * * * * *
愛しいと伝えた。触れても良いかと訊ねた。
愛しいと返され、触れても良いと言われた。
《 05今のままで十分可愛い 》
ゆっくりと寝台に押し倒し、唇を重ねる。
それと解らぬ程自然な動作で衣服を肌蹴させ、肌をそっと撫でる。
途端、胸元を弱く押し退けられ、互いの間には僅かな隙間が出来た。
「っ…、ぁ…すまぬ」
「……どうかしましたか?」
咄嗟の行動だったのか、ハッとして頭を垂れたカンベエに、シチロージは気遣わしげな声をかける。
灰褐色の瞳に浮かぶ光は曇っておらず、怯えている訳ではないようだ。
そもそも、言い方は悪いがシチロージが初めての男という訳でもない。
ともすれば他に理由があるのだろう、とシチロージはカンベエの言葉を待つ。
「……シチロージ…」
「はい」
呼びかけは弱く、掠れている。
「…お主は、本当にワシで良いのか?」
問いかけは意表をつくもので、シチロージは返す言葉を見失う。
だが、カンベエは尚も言葉を続けた。
「このように年老いた中年男など、身体を見れば抱けまい」
「……カンベエ様」
咎める声にも耳を貸さず、けれどカンベエの手は縋るようにシチロージの服を握っている。
本人も口にはしたくないのだろう辛辣な言葉。
けれどこの一線を越えてしまえば後戻りは出来ない。
だからこそ問うのだ。
「ワシの身体は傷だらけだ。お主以外の男に抱かれてきたこの身は、汚れて居る…当然だが、綺麗な肌も、柔らかい身体も持っては居らぬ」
後悔はしないか。
本当に良いのか。
言葉にしきれない想いを、見上げる瞳が雄弁に語る。
不器用な人だ。と青年は笑みを零し、何の他意も含まず男を抱き寄せた。
「カンベエ様に胸があったら驚きですなぁ」
軽口で告げればカンベエが眉をひそめる。
話の論点はそこではないことを知りながらも、シチロージはそっと微笑みかけた。
「…私はね、カンベエ様。貴方様が好きで好きで堪りません」
好きだから、傍に居たくて。
好きだから、心を通い合わせたくて。
好きだから、触れたいと思うんです。
そう告げるシチロージの瞳には慈愛しか見つけられず。
カンベエは目のやり場に困って俯く。
「愛しくて、愛しくて、しょうがないんですよ。私は」
外見に惚れた要素が無いと言えば嘘になるが、惚れ込んだのはその心。
だから、例えその身が傷だらけでも、例え他の人間が触れたものであっても。
愛しいし、触れたいと思うのだ。
「カンベエ様は、そのままで十分魅力的なお方です」
むしろこれ以上魅力的になられたら敵が増えて困ってしまう。
そう言って笑えば、カンベエも漸く顔を上げ、困ったように笑った。
「…不思議なものだな。お主の言葉は、まるでまじないのようだ」
「カンベエ様専用ですがね」
「…馬鹿者」
僅かに赤らんだ頬を撫でる。額を小突き合わせ、鼻先をすり寄せた。
真っ向からシチロージの蒼い瞳を見る事になり、安堵よりも気恥ずかしさが先行する。
「っ…わざわざワシを選ぶとは、お主も物好きな男だな」
照れ隠しに憎まれ口を叩く男は年不相応に可愛らしい。
男を、しかも己より一回りも年上の人を可愛いと思うあたり末期だと苦笑する。
「おやおや。可愛くない口は塞いじまいましょうか」
「やれるものなら――――――」
やってみろ。
カンベエの僅かばかりの反抗は、最後まで言葉を成さなかった。
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…これでも修正したんですが。駄目ですね。駄目駄目ですね(泣)
ノートを見直してみると結構とんでもない。修正したのを見直してみてもとんでもない(最悪ですな)
頬赤らめちゃった。おっさまが、おっさまが…すみませんゲフンッ(死)
この後どうなるかはご想像にお任せしますということで。
流石に裏物はなぁ……あ、その為の続きを読むシステムか(違)
裏系はお侍様ノートにめちゃくちゃ溢れてますが…まぁ、アップする気になれたらということで(結構かなり変態なロージが居るんで;;)
ではでは、お題は続いていきますのでどうぞよろしくお願いします。
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こんな駄文が癒しになるのでしたらいくらでも書きますともっ!!
これから徐々に青臭いシチでなく鬼畜だったり変態だったりな押せ押せシチになっていく予定です(書けるかどうかはともかく…;;)
期待しないままに待っていてください(土下座)
次回、お題、受難シリーズ、ともに楽しみにしております。